創立60周年記念日親子礼拝

聖パウロ幼稚園第1回の入園式は昭和29年6月7日のことでした。

それから数えて、今年度は60周年の記念すべき年を迎えました。いわゆる「還暦」です。

これまでのたくさんのお恵みを感謝し、また今後一層の良き園の発展を願い、聖パウロ幼稚園創立記念日礼拝を行いました。

 

◎年長・すみれ組が代表してお祝いの歌をうたいました。

画像:創立60周年記念日親子礼拝画像:創立60周年記念日親子礼拝

 

◎礼拝後は、お母様方を対象に聖パウロ学園理事でNPO法人STSアクティブイングリッシュセンター代表の上田恵里子氏から「子ども達の幸せを願って」という演題でお話をお聞きしました。

 

法人立ち上げから11年、この間不登校や発達障害等悩みを抱える子ども達やその保護者と関わり、子ども達一人一人が自分自身と向き合い、自分の足で新しい道を歩み始めていく、そんな様子をお話くださいました。

 

最後にお母様方に、

① 親子の触れ合い「スキンシップ」を大切にしましょう。しっかり抱きしめ、頭をなでて、、、そんな感触をしっかり子どもの心に埋め込みましょう。

 

② 子どもは本来好奇心が旺盛です。あらゆる経験・体験をさせてましょう。様々な遊び、自然や人々との触れ合い。時には失敗体験も、、、。たくさんの経験を通して確かな判断力。そして、選択力を促していきたいものです。

 

③ 完璧なお母さんを目指さないでください。子どもは完璧を目指されると間違ってはいけないという方向にのみ気持ちが向いて足がすくむものです。「こういう風に育ってほしい」親の願いはもちろんあっても100%思い通りにはいかないもの。『奇跡的に運命的に共に歩む、独自の人格を持つ一人の人間と時間を共有していくのだ。』そして今がかけがえのない時なのです。

 

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